トレーニングの5原則のひとつである「全面性の原則」について、紹介します。
トレーニングをおこうなう中で、参考になりましたらうれしいです。
全面性の原則とは
全面性の原則とは、全身をバランスよく鍛えることが大切であるという原則です。
トレーニングをするときには、筋力だけでなく、柔軟性や有酸素能力などもトレーニングする必要があります。
また、上半身や下半身など、部分的に鍛えるのではなく、全身をまんべんなく鍛えることが重要です。全面性の原則を守ることで、総合的な体力や健康を向上させることができます。
全面性の原則のメリット
全面性の原則には、以下のようなメリットがあります。
体のバランスが良くなる
上半身や下半身など、一部分だけ鍛えると、体のバランスが崩れてしまいます。
例えば、上半身ばかり筋トレして下半身を無視すると、姿勢が悪くなったり、膝や腰に負担がかかったりします。
全身をバランスよく鍛えることで、体のバランスを保ち、美しい姿勢やフォルムを作ることができます。
怪我や病気の予防になる
一部分だけ鍛えると、その部分に過度な負荷がかかり、怪我や病気のリスクが高まります。
例えば、下半身だけ走って上半身を無視すると、肩こりや首痛などの筋肉疲労や炎症を引き起こしたりします。
全身をまんべんなく鍛えることで、筋肉や関節を保護し、怪我や病気を予防することができます。
パフォーマンスが向上する
一部分だけ鍛えると、その部分に頼りすぎてしまい、他の部分が弱くなります。
例えば、腕だけ筋トレして背中や腹筋を無視すると、腕力は強くなっても持久力や安定力は低下します。
全身をまんべんなく鍛えることで、各部位の連携や協調性が高まり、パフォーマンスが向上することができます。
全面性の原則の実践方法
全面性の原則を実践するためには、以下のような方法があります。
トレーニングメニューを多様化する
同じトレーニングばかり行うと、同じ筋肉ばかり使ってしまいます。
トレーニングメニューを多様化することで、様々な筋肉や能力を刺激することができます。
例えば、筋トレだけでなく、ストレッチやヨガなども取り入れたり、ウエイトだけでなく、自重やバンドなども使ったりしましょう。
トレーニングスケジュールを工夫する
毎日同じトレーニングを行うと、効果が出にくくなります。
トレーニングスケジュールを工夫することで、全身をバランスよく鍛えることができます。
例えば、週に3回筋トレをするときには、月・水・金に上半身・下半身・全身の順にトレーニングしたり、火・木・土に有酸素運動や柔軟性トレーニングをしたりしましょう。
自分の弱点を見直す
自分の得意なトレーニングばかり行うと、自分の弱点を放置してしまいます。
自分の弱点を見直すことで、全身をバランスよく鍛えることができます。
例えば、筋力はあるけど柔軟性がないと感じるなら、ストレッチやヨガなどを増やしたり、有酸素能力はあるけど筋力がないと感じるなら、筋トレやウエイトなどを増やしたりしましょう。
全面性の原則とは、全身をバランスよく鍛えることが大切であるという原則です。
全面性の原則を守ることで、体のバランスが良くなったり、怪我や病気の予防になったり、パフォーマンスが向上したりするメリットがあります。
トレーニングメニューを多様化したり、トレーニングスケジュールを工夫したり、自分の弱点を見直したりすることで、全面性の原則を実践することができます。
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